2014.10.28 宮崎県小林市大字細野 霧島連山・夷守岳(ひなもりだけ) 標高 1344.1m

2014年10月24日に福岡管区気象台が 小規模な噴火が起きる可能性があるとして 霧島連山の
えびの高原・硫黄山(1317m)周辺に火口周辺警報を発表し硫黄山から半径1km以内に立ち入らないよう
警告した これを受けて宮崎県及びえびの市は 硫黄山から半径1km以内の入山規制を決定した
また県道1号小林えびの高原牧園線の小林市環野旧料金所跡から えびの高原県道30号えびの高原小田線との
三叉路までを通行止めとし えびの高原からの各登山道3ルートを封鎖した これにより甑岳・韓国岳への
登山は出来なくなった ただ鹿児島県側から大浪池を経由する韓国岳登山は可能ではあるが
現在も新燃岳・獅子戸岳・大幡山は登山禁止が解かれてはいない
このニュースは 霧島温泉の湯治と登山を計画し出掛ける数日前に報道された
予定していた韓国岳への登山を中止し 急遽「夷守岳」へ登ることにした
夷守岳への登山口は北の生駒高原と東の夷守台がある
往復コースを取るため距離は長いが比較的緩やかで時間の掛からない夷守台ルートに決めたのだが
丸岡山までの登り一辺倒と 丸岡山から下り夷守岳への登り直す急坂にはさすが疲れを感じた
宿に帰り着き 温泉がことのほか気持ちよく感じられたのは言うまでもない
なお 夷守台キャンプ場はAM 8:30〜PM 17:00 迄の開場となっている 時間外は進入及び退場が出来ない

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1.宮崎県ひなもり台 県民ふれあいの森・大幡山登山口駐車場 2.大幡山分岐 3.大幡池展望所
4.丸岡山 5.夷守岳山頂
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標高グラフ
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10月30日の帰路 道の駅「えびの」から見る夷守岳と丸岡山
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9:10 県民ふれあいの森登山者駐車場
大幡池登山道入り口
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再び大幡池登山道入り口
9:19 大幡池・大幡山登山口 登山届け提出
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9:50 林道三叉路の新道登山口
三叉路の標識 大幡池旧登山道は使わない
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大幡池までは大幡山山岳会の標識がある
大幡池を源とする用水路
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10:17 山ノ神休憩所
山ノ神の御神体は不思議な形の自然石
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高千穂峰
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古い水路跡のような道
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10:56 丸岡山分岐 大幡池へ
大幡池入り口 新燃岳噴火で大幡山へは登山禁止
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11:00 大幡池
直径約460mの火山湖 灌漑用水源として45haの田畑を潤す
約1.1万年前より6300年前の間に霧島山の水蒸気爆発によって形成された火口湖である
古くは小波多池と呼ばれ旱魃時には 池畔で雨乞いが行われていた
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大幡池と韓国岳
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池畔の紅葉
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11:18 丸岡山分岐に戻る
11:34 丸岡山山頂
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丸岡山 イヌマキの大木
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花楸樹(ナナカマド) 学名:Sorbus commixta バラ科の落葉高木 別の当字に七竈がある
和名の由来として 「7度竈に焚べても燃え残る程燃えにくい」ことからという説が広く流布しているが
実際にはそれ程でも無いらしい 他に「7日間炭竃で焼くと良質の備長炭になる」ことからという説もあり
昔言葉の七日(ななか)と窯(かまど)の合成語であると云う説が理にかなっている
その他には 「この木で作った器は7代も使えるほど強い」という説もある
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丸岡山からはテープを頼りに
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ブナ
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丸岡山から夷守岳
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12:05 丸岡山と夷守岳の鞍部
12:33 夷守岳山頂 韓国岳遠望
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山頂から小林市中心街
左下のマス目は牧場演芸場桜並木 加久藤カルデラの盆地内はスモッグで覆われ外輪山は霞んで見える
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13:00 下山開始 山頂から高千穂峰
手前は大幡山 奥左から中・新燃・獅子戸
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竜胆(リンドウ) 学名:Gentiana scabra リンドウ科リンドウ属の多年生植物
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姫沙羅(ヒメシャラ) 学名:Stewartia monadelpha ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木
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13:55 下山道から大幡池
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赤松の大木
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根本はこれぐらい
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15:00 新道登山口
15:30 大幡山登山口 下山時刻記入
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火山灰の断層  駐車場到着 15:40
狭野神社 参道の杉並木
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狭野神社の杉 みやざきの巨樹百選 樹齢:400年 幹周:900cm 樹高:40m
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