2016.12.06 大阪市・八尾市・松原市環境施設組合舞洲(まいしま)工場

所在地:大阪市此花区北港白津(ほくこうしらつ)1丁目2番48
敷地面積:約3,3000平方メートル 平成13年(2001)4月 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
7階建(一部地下2階建) 建築面積:約17,000平方メートル 延床面積:57,000平方メートル
煙突:内筒鋼板製 外筒鉄筋コンクリート造 高さ:120m
観光客が近くにある「ユニバーサルスタジオ・ジャパン(USJ)」と間違ったほど
オーストリア人建築家・フンデルトヴァッサーによる 独特で強烈なデザインが人を引きつける
平成27年(2015)4月1日に大阪市から 大阪市・八尾市・松原市環境施設組合に移管された
<Link:舞洲工場パンフレット>


舞洲工場の外観は、ウィーンの芸術家であるフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏により
デザインされたものであり、建物が地域に根ざして、技術・工コロジー・芸術の融和のシンボルとなるよう
意図されています。自然界に直線や同ー物が存在しないことから、
各所の形状には意識的に曲線が採用されるとともに、建物は自然との調和の象徴として多くの緑で囲まれています。
壁面の赤と黄色のストライプは工場の内部で燃焼する炎をイ メージし、表現しています。
彼は、1928年ウイーン生まれの画家で、自然保護建築のデザインでも有名です。この舞洲工場も彼のデザインで、
「技術、エコロジーと芸術の調和」をコンセプトに、自然を大切にする考え方が取り入れられております。
自然界には定規で引いたような直線や、全く同一のものは無いとの主張から、曲線を多く使い、
極力同じものが無いデザインとなっております。また、建物を建てると自然を破壊するので、
それを補うために工場の周辺並びに建物緑化を積極的に行っています。
氏は世界各国を回り、世界循環展を催したり、浮世絵など日本の文化への関心も高く、
名前を和訳した「百水」の雅号を持っていましたが、
残念ながら、舞洲工場の完成を見ずに、2000年に71歳で永眠されました。

<Link:朝日新聞DIGITAL ますます勝手に関西遺産 2011年9月29日の記事>
同氏が手掛けた焼却場は 他に 1991年建築のオーストリア・ウィーンのシュピッテラウ焼却場のみで
舞洲にある清掃工場とスラッジセンターは 今後とも貴重な建築物とみなされていくであろう
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南東側からの全景
全体で500ヶ所程の窓がある が! その内133ヶ所が本物の窓 残りの約370ヶ所はダミーである
工場の屋根や窓辺・庇の上にも自然を移植したように植物が植えられ草も生える 秋には柿の収穫もあるらしい
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使われるタイルは ハンドメイドの輸入品
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屋上の自然庭園は 昼間一般開放されている
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スラッジセンターの煙突
草も生え放題 でもコンセプト通り
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巨大煙突は まるで「不思議の国のアリス」の世界

大阪市舞洲スラッジセンター

平成16年(2004)に竣工した  大阪市建設局下水道河川部が管轄する下水汚泥処理施設である
建築デザインは 舞洲工場と同じ故フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏で 彼の最後の作品である
外壁や屋上に木々を取り入れ自然との調和を図り 全体として「技術とエコロジーと芸術の調和」をあらわす
敷地面積: 約33,900平方メートル 施設規模:地上6階・地下1階 建築面積:約17,000平方メートル
延床面積:約40,000平方メートル 煙突の大きさ:最大直径約14m 高さ約120m
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西南角から見たスラッジセンター
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周囲は樹木で覆われ 遊歩道と水辺をあしらった小さな公園もある
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水辺のタイル画
エントランス
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正面エントランスホール入口 ホールは一般開放されている
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魚眼で覗けば異次元の世界
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トイレ内部も外観に合わせた凝ったデザイン
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タイル張りの構造模型
展示ブース
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ホール玄関から舞洲清掃工場を見る
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煙突 高さ120m
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