2017.08.30−09.01 出雲から姫路へ

大阪への旅路は 通常は国道2号線を使い 往路の車中泊は岡山の「笠岡ベイファーム」
復路は広島の「みはら神明の里」と決めている また国道9号線を使うこともあり この場合の車中泊は
安来市の「あらエッサ」である しかし国道2号線は通行量も多く また大型トラックが多いため
渋滞箇所も多く危険度も高いと感じていた 今回は始めて出雲街道を下ることにし 安来から姫路まで
比較的交通量の少ない出雲街道を行く 何時も利用していた鳥取・養父・篠山へ抜けるルートに比べれば
約50km短縮される ルートは 関門国道トンネル−美祢−萩−出雲・道の駅大社ご縁広場泊−安来−
日野−新庄−勝山−津山−美作−佐用−新宮・道の駅しんぐう泊−姫路西バイパス−姫路バイパス−
加古川バイパス−第二神明道路−阪神高速湾岸線−和泉市の順で 今回は途中二泊ののんびり旅
復路は同じ道を辿り 山口県萩市の「道の駅阿武町」で車中泊した
2017.08.31 神門通りと出雲大社 早朝散歩
道の駅大社ご縁広場から本殿まで 片道約1.8kmを散歩する
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人影も疎らな神門通り
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「宇迦橋」と国登録有形文化財の「出雲大社宇迦橋大鳥居」
この大鳥居は 大正3年(1914)に 新しい参道として整備された神門通りに 大正天皇即位の
御大典記念として 大正4年(1915)に建設された鉄筋コンクリート造の鳥居で
建設当時は日本一の高さを誇ったが 大社本殿の高さ24mを越えない 23mの高さに抑えられた
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宇迦橋から西側を見る 堀川と市立大社図書館及び大社文化プレイスうらら館
川の中程にある背割堤の左は古内藤川 右側が高浜川で 河川としては別々の流れであるが
 合流地点から下流は「堀川」という統合された名で呼ばれている
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午前6時24分 早朝の神門通り
車中泊は就寝時間が早く その分起床時間も早くなる 早朝散歩は車中泊ならではのこと
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始発前の一畑電車出雲大社前駅 国登録有形文化財・近代化産業遺産
昭和5年(1930)2月2日 大社神門駅として開業された
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出雲大社前駅 マンサード形式の天井とステンドグラス風窓
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国登録有形文化財 旅荘「日の出館」
参詣道の馬場通り・神門通りに面し 江戸時代後期から続く旅籠で 大正5年(1916)年建築の玄関棟と
明治後期建築の明治棟(客室)が有形文化財に登録された
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勢溜(せいだまり=参道入口附近)の木製鳥居から神門通りを見る
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参道
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杵那築森(きなつきのもり)芝生広場
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拝殿
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拝殿の大注連縄 撚りも方向も他社とは逆向き
これは「大国主尊」を幽閉するためとか また大国主は右向きに座り それを見守る「大和神」が正面を向く
よって拝殿から拝むのはこの「大和神」である また 幽閉された「出雲神」を慰めるために
全国から神々が出雲に集まるのが10月の「神無月」 しかし出雲では「神在月」と呼ぶ
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八足門(やつあしもん)から見る本殿の楼門 一般参拝者は正月五ヶ日以外門内禁足
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八足門
絵馬掛け舎
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平成28年(2016)に遷宮された出雲大社本殿 背後は八雲山
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神楽殿の大注連縄
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島根半島西端の日御碕燈台へ
「大社ご縁広場」に戻り 道向のローソンで朝食を調達する 食事を終え午前8時に出発 日御碕へと向かう
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神門通りのマンホールに描かれた日御碕灯台
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日御碕(ひのみさき)は 島根半島のほぼ西端に位置し大山隠岐国立公園に含まれる
流紋岩から構成される山が沈降して 海波によって侵食された後に少し隆起して「海食台」が形成された
周辺には柱状節理や洞穴が見られ 海上には小島や岩礁が点在する
平成12年(2000)に発見された「サドガセ」「ボングイ」と呼ばれる岩の海底遺跡があり
人工的な階段や参道 祭祀跡などが確認されている 日御碕神社下之宮のある経島はウミネコ繁殖地として
また 東方の宇龍集落にある「日御碕の大ソテツ」は国の天然記念物となっている
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大社町杵築西 きづき海浜公園 標高1126mの「三瓶山」を遠望
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きづき海浜公園から日御碕遠望
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稲佐の浜 弁天島 稲佐の浜から多岐町まで続く約12kmの砂浜を「園の長浜」と呼ぶ
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県道29号大社日御碕線 日御碕海岸展望所より赤石鼻とひろげの浜 トンネルは「赤石トンネル」
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日御碕海岸展望所附近路肩から日御碕方向を見る
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同じ場所から三瓶山遠望
日御碕神社
地元では「みさきさん」と呼ばれ 出雲大社の「祖神(おやがみ)さま」として崇敬を集めている
素盞嗚尊(スサノオノミコト)を祀る上の本社と天照大御神(アマテラスオオミノカミ)を祀る下の本社があり
上の本社(神の宮)は 安寧天皇13年(紀元前536年)に勅命により祀られ
下の本社(日沈の宮=ひしずみのみや)は 天暦2年(948年)に村上天皇の勅命により祀られたと伝わる
「日沈の宮」の由来は 同じく天照大御神を祀る伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し
日沈む出雲の日御碕神社は「日の本の夜を守れ」との「勅命」を受けた神社である事による
後に総称して日御碕大神宮とされた 両社ともに江戸初期・寛永21年(1644)の建築物であり
桃山時代の面影を今に伝える権現造りとして 国指定重要文化財となっている
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県道から全景が見える 左上が下の本社(日沈の宮) 右上が上の本社(神の宮) 中央は楼門
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東鳥居と神橋
下の本社楼門
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下の本社拝殿 祭神・天照大御神
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下の本社 拝殿と本殿(神殿)
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下の本社 楼門
出雲日御碕灯台
塔高は43.65mで石造灯台としては日本一の高さである 海抜高さ63.3m 光の到達距離は21海里(38.9km)
名前に石偏の「碕(さき)」を用いる唯一の燈台 世界灯台100選・日本の燈台50選に数えられる名灯台
18世紀最後の明治33年(1900)に着工 明治36年(1903)に初点灯した西洋式燈台であるが
設計施工ともに日本人の手による大型の石造燈台で 国の登録有形文化財に指定された
内壁はレンガ造りで石造外壁と空間をあけた二重構造で 163段の螺旋階段が設置されている
一般公開されており  参観料金200円で展望台に登ることが出来る
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全国に5箇所ある第1等レンズを使用した灯台
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灯台の建つ柱状節理の断崖
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日御碕神社下之宮のある経島(ふみしま)は ウミネコ繁殖地として天然記念物に指定されている
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アザミとキアゲハ蝶
出雲松島
日御碕の東 大小の岩礁からなる景勝地
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追石鼻(おいせばな)
大山隠岐国立公園 追石鼻線歩道(一周距離1km弱) 追石鼻は釣りのメッカらしい
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仙人草(センニンソウ)
県道脇の案内板

旧大社駅に寄り姫路まで出雲街道を行く 次の車中泊は「道の駅しんぐう」
隣接する新宮ふれあい会館で入浴可能 ファミマが隣接していて便利でもあるが施設は古い
2017.09.01 姫路市弥勒寺とゆめさきの森公園
兵庫県姫路市夢前町寺1051 天台宗 通宝山 弥勤寺
長保2年(1000)書写山開基の性空上人が開基隠棲し 草庵を営んだのが起源とされる
性空上人に帰依する花山法皇が 長保4年(1002)に行幸し 播磨国の国司に命じて諸堂を建立させたのが
弥勒寺伽藍の創建とされ 書写山圓教寺の「奥の院」とも呼ばれる 本尊である長保元年(999)10月5日の
造像銘がある弥勒仏は 造像銘のある仏像では兵庫県最古のもので国の重要文化財に指定されている
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参道の御幸橋
明治30年(1897)1月架橋
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山門
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本堂 康暦2年(1380)再興 南北朝時代の典型的な様式を備える 国の重要文化財
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日本一の布袋像 夢前七福神第一番札所
兵庫県姫路市夢前町寺 ゆめさきの森公園
兵庫県立の里山自然公園で広さは180haある 標高300m程の里山を利用し 通宝池を中心に
農地・集落・樹林を配し四季折々の森の変化の中で 昔ながらの里山を体感できる公園となっている
維持管理や企画運営などは ボランティア活動により行われている
公式サイト:http://www.yumesakinomori.server-shared.com/
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炊事棟が並ぶレクリエーション広場
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木工小屋や炭焼き小屋が並ぶ作業エリア
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通宝池(灌漑用溜池)
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テーダー松 学名:Pinus taeda L. 科名:Pinaceae(マツ科 マツ属) 原産地:北米
テーダ.マツは北アメリカのテネシー・オクラホマ・フロリダ・テキサス等に分布する常緑の高木針葉樹
原産地では樹高30m 直径1mほどの大木に成長します 樹形はアカマツとよく似ていますが
枝振りはアカマツよりも荒い印象があります  葉は3本ずつ出る三葉マツ類で長さは20cm前後
樹皮は亀甲状に割れます 球果は長さ7〜15cmほどでやや大きく 鱗片の先端に下向きの棘があります
マツ枯れに抵抗性があり マツ枯れ病の蔓延の後に各地で導入試験が行われ リギダマツと同様に公園や
見本林などで大きく成長したものが時折見られます マツ枯れに強いことに注目されていますが 大きくなると
それなりの樹形になり美しく 若木では荒れた感じがあって日本のマツ類とは異質な感じがあります
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近年はテーダーマツにも枯れが発生していると 作業される方から聞いた
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幹周り
松ぼっくり 棘が痛い

姫路市打越 太陽公園
峰相山山麓にある謎めいたテーマパーク 世界の石で作られた建造物や遺跡・石像などのレプリカを展示する
「石のエリア」と ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を模した「白鳥城」をメインとする「城のエリア」に
分かれている 石のエリアには兵馬俑・五百羅漢・モアイ像・マーライオン・万里の長城・凱旋門
天安門広場・ピラミッドとスフィンクス・マチュ・ピチュ・磨崖仏などのレプリカがある
経営は社会福祉法人「愛光社会福祉事業協会」 入場料1300円でそれなりの世界旅行が出来るらしいが
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打越にあるローソン白鳥台店駐車場から見る白鳥城
<ドイツのノイシュヴァンシュタイン城:Wikipedia>
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北側から見た白鳥城
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