2011.03.27  佐賀県伊万里市 秘窯の里 大川内山

国史跡大川内鍋島窯跡 平成15年9月16日指定
佐賀藩(鍋島家)は1660年代に将軍への献上を主目的とした特別あつらえの焼物をつくるため
肥前磁器の製作技術を結集して 大川内山に御道具山(おどうぐやま)を開設しました
ここでつくられた焼物「鍋島焼」(色鍋島・鍋島青磁・鍋島染付など)は 将軍への献上や諸大名への贈答
あるいは藩主の城中用としてのみ使用することが目的であったため採算を度外視した生産であり
一般市場へは出回ることはなかったといわれています このように国内の他の磁器製品とまったく違う次元で
製作された鍋島焼は 日本的美意識の集結であり陶磁器製品の美術的価値の最高峰であるといえます
現在史跡内には御用窯跡・物原・ボシ小屋跡・藩役宅跡・御細工場跡・陶工屋敷跡群などが広範囲に残っています
御用窯跡では5回にわたり 藩役宅跡周辺では3回にわたって発掘調査が行われました
御用窯跡には最終操業時の窯壁(ようへき)などが残っています
規模は水平全長で約137m 焼成室は27〜30室と推定され 構連は階段状連房式登窯です
  大川内鍋島窯跡は鍋島焼を研究する上で 当時の藩窯の制度や工人達の生活ぶりを知るための貴重な
史跡であるとともに 日本の近世陶磁史・窯業史・美術史を研究する上でも その学術的価値が非常に高い遺跡です
伊万里市教育委員会
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磁器タイルの案内板
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鍋島藩窯公園展望台からの景色
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鍋島藩窯坂の太一郎
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萬陶苑の古い煉瓦煙突と新しい瀟洒な建物
清正公堂

清正公堂 由来
稱号浄池院殿清正公尊儀 十八世紀中頃鍋島藩御用窯の陶工及び民窯従事者に熱心な日蓮宗信者が多く
有志相謀り その浄財にてこの堂宇が建立された 以来藩窯火入れの際等には祈祷所となり
現在は大川内山日蓮宗溝中の聖地として崇詣される
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鍋島藩窯坂 富永窯 青山窯
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寛右エ門窯
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路地の湧き水
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鍋島藩窯坂の最上部大五窯と黒髪山
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藩窯公園展望台のモニュメント
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トンバイ橋 古い耐火煉瓦の橋
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日蓮宗の碑と日蓮上人地蔵
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旧関所跡
宮野・黒髪神社下宮
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下宮二の鳥居
黒髪神社は佐賀県内で最も古い神社のひとつに数えられる 上宮の参道には一の鳥居と二の鳥居があり
この下宮の二の鳥居と伴に肥前鳥居となっている 上宮一の鳥居は安永6年(1777)に
上宮二の鳥居はそれよりも古く この下宮二の鳥居は更に古く延宝3年(1675)に建立された
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参道の石像アーチ橋
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