2010.09.25 長崎県長崎市高島町端島(はしま) 長崎・軍艦島
長崎港沖合18kmに浮ぶ 岩礁の周りを埋立て造成された人工島で かつて日本一の海底炭坑を擁した島であった
その島影が旧日本海軍の戦艦「土佐」に似ることから 通称「軍艦島」と呼ばれていた
端島で石炭が発見されたのは 文化7年(1810)江戸末期のことである
明治23年(1890)には三菱社により本格的海底炭坑として操業を開始した 昭和35年(1960)に最盛期を迎え
人口5267人 小中学校をはじめ幼稚園 端島病院・隔離病棟・端島神社・泉福寺・映画館兼多目的ホール
スナック白水苑・雀荘・大衆食堂の宝来亭・厚生食堂・ビリヤード場・パチンコ屋・中島書店・永田商店・上田商店
飯田電気・海野酒店・鐘ヶ江酒店・大石洋装店・共同浴場・端島郵便局・雑貨の野母商店・瀬戸口理容室
図書室・高島町役場端島支所・老人クラブ・長崎県長崎大浦警察署高島町端島派出所・日本最古の屋上庭園
洋品兼質屋の亀屋・旅館清風荘・プールなど 都市機能を凝縮した世界一人口密度の高い島であった
国土地理院空中写真
南北約 480m 東西約 160m 周囲約 1.2km 海抜 47.7m 面積約 0.063平方km
全島換算で1人当たりの占有面積約3mx4m 居住地域ではその半分程度・タタミ4畳分以下である
昭和49年(1974)1月15日炭坑閉山 同年4月20日島民は全て去り無人島となった
30年以上の時を経た廃虚が当時の繁栄を物語るが 崩壊と共に記憶も失われていく

「ブラックダイヤモンド」とは 言わずと知れた石炭のことである それほど価値の高いものであった証拠の言葉
長崎市伊王島町の沖ノ島と同市香焼町とを隔てる大中瀬戸に架けられた全長876mの道路橋
平成17年(2005)着工 平成23年(2011)2月竣工 同年3月27日に供用が開始された
2010.09.26 長崎県長崎市伊王島町 伊王島・沖之島
伊王島町は長崎港沖にあり 幅数10mの水路の様な海峡で接する伊王島と沖之島で成る
両島の間に三本の橋が架けられている 過去カトリック教徒の人口比率が日本で最も高かった
約10km離れた長崎港と定期航路で結ばれているが 現在約550mの大中瀬戸で隔てられた
長崎市香焼町との間を結ぶ 伊王島大橋(仮称)の建設が進められている
かつての伊王島村と沖之島村は 肥前国彼杵郡に属し 江戸時代は佐賀藩領であった
明治4年(1871)の廃藩置県を経て長崎県の管轄となる 明治5年(1872)13村大合併で本村となる
明治11年(1878)行政区画の西彼杵郡が発足 明治13年(1880)本村が分割され伊王島村・沖之島村に戻る
明治22年(1889)伊王島村と沖之島村が合併し西彼杵郡伊王島村となる
昭和18年(1941)伊王島炭鉱の開鉱 昭和37年(1962)町制を施行し西彼杵郡伊王島町になる
昭和47年(1972)伊王島炭坑閉山 平成17年(2005)長崎市に編入され西彼杵郡を離脱
松竹映画 家族(監督:山田洋次 出演:井川比佐志 倍賞千恵子 笠智衆)で
主人公一家の出身地として 昭和45年(1970)炭坑閉山間際の伊王島が背景として登場する
宿泊する「長崎温泉 やすらぎ伊王島」は 平成元年(1989)ルネッサンス伊王島として開業
掲載の画像は公式サイトより


学名:Lycoris albiflora ヒガンバナと ショウキズイセン との交雑種









