2023.07.28 大分県別府市大字東山 猪の瀬戸湿原 大狐の剃刀(オオキツネノカミソリ)
猪の瀬戸(いのせど)は 由布・鶴見岳に囲まれた標高760mの山地湿原で 多種多様な動植物が生息生育しており
学術的にも優れた環境が維持されることが望まれ 別府市の生物環境保護地区に指定されている
国土地理院 航空写真 2016.04.20 撮影
湿原は 大分県道11号・別府一の宮線(やまなみハイウェイ)と江戸時代の日田往還に囲まれ
やまなみハイウェイから北へ由布鶴見エコーライン道路が分岐する位置にある
「大狐の剃刀」の群落は 湿原南部の樹林帯境界にあるが 土砂災害と猪の食害により消滅の危機に瀕している
大分県道11号線(やまなみハイウェイ)
猪の瀬戸散策路案内板
湿原と内山(1275.5m)・鶴見岳(1374.6m) 手前は南平台(1216m)
湿原の木道と由布岳(1583.3m)・日向岳(1085m)
岩を抱込む大木
由布山麓の湧水
水口川は城島川と合流し由布川に 狭間で石城川と合流して賀来川となり大分川に合流して別府湾に至る
江戸時代の日田往還(日田街道)跡 道の左右は数年前まで「大狐の剃刀」の大群落地であった
金網フェンスで護られた群生保存地