2013.11.15/16 大分県豊後大野市朝地町上尾塚 用作(ゆうじゃく)公園

鎌倉時代に地頭であった大友能直の八男・志賀能郷がこの地に地頭屋敷を構え 能郷が所有する用作田があった
文禄2年(1593)秀吉によって大友氏が改易され 中川氏の領地となり岡藩が創設された 寛文4年(1664)に
第三代藩主中川久清から家老の中川平右衛門長伸に別邸地として下賜され 平右衛門は書院造りの屋敷を構え
庭園を整備した 庭園には 用作田で湧水が多かったことを利用して心字池と丹字池の2つの池が作られ
多くの楓や松が植えられた 岡藩の参勤交代経路に位置するこの地には 藩主が参勤交代の途上などに
たびたび立ち寄るとともに 岡藩の玄関口の接客所としての役割を果たした
「ゆうじゃく」とは用作(ようさく)がなまって伝わったものである
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心字池
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土砂崩れで流された 丹字池
ライトアップの用作公園
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