2014.04.02  スミレ(菫)

スミレ科スミレ属スミレ 学名:Viola mandshurica
学名の<mandshurica>は「満州の」という意味である
和名「スミレ」の語源は特定されていない また スミレ属全体をさす言葉として用いられることが多く
本種<Viola mandshurica>を指す場合紛らわしいので 由来名「マンジュリカ」で呼ばれることがある
花の色は濃い紫色 葉と花は山菜として食すことができる ただし種子と根茎には有毒成分を含み
誤食すれば 嘔吐・神経麻痺・心臓麻痺を起こすことがある
屋久島から北海道に至る日本列島と中国及び朝鮮半島に分布し 北辺は中ロ国境のウスリー川まで広がる

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スミレ属の花言葉:小さな愛

その他にも 温順・謙虚・謙譲・謙遜・うつしみ深さ・控え目・無邪気な恋・愛・思い・純潔
誠実・小さな幸せ・つつましい幸福・貞節・慎み深さ・ひかえめ
紫色のスミレには:「貞節」「誠実」などがある 概して小さな野草であることが基本となっている

スミレ科スミレ属には約400種の植物があるが その内約50種のスミレ属が国内に存在する
現在でも交配が進み分化が激しく 各地に固有種が存在し 国内でも学名の数が250を超えている
花の形はスミレ属特有のもので 5弁の花びらの内最大の1枚を下部にして 後は左右対称に開く
花の色は 青から紫・白と高山性のものには黄色が多く見られる

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タチツボスミレ

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