2014.09.09  別府湾・スーパームーン

月の平均公転半径は真円に換算すると 384400km となるが 実際には楕円軌道となっている
また軌道中心と地球芯のズレにより 最近地点距離 363304km 最遠地点距離 405495km で
その差は地球直系の3.3倍 42191km となる

スーパームーンは 一般的には満月の日に楕円軌道において月が地球へ最接近することで
見た目の月が最大に見えることを指す 特に最接近から前後1時間以内に満月を迎えることを
エクストリーム・スーパームーンまたはエクストラ・スーパームーンと呼び
およそ18年に1度の割合で観測できる
2014年には 7月12日・8月11日・9月9日と三度のスーパームーンを見ることが出来たが
このうち8月11日の満月が エクストリーム・スーパームーンであった

この時は 大きさが16%増 輝度が30%増で観測され 同じ状態の月は20年後と言われている
スーパームーンという言葉は占星術に由来し 天文学では perigee full moon(近地点の満月)という
7月・8月ともに雲に遮られ見ることが出来なかった 9月8日十五夜の晴天で一気に期待が膨らみ
別府湾SAに来てみたが 水平線上に漂うスモッグに遮られ 海からの月の出は見ることが出来なかった

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別府湾とスーパームーン

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海面に輝く月の光

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