2013.11.05  チカラシバ(猿尾草・力芝)

ミチシバ=道芝とも呼ばれる 学名:Pennisetum alopecuroides
単子葉植物イネ科の多年草 猿の尻尾に例えられるブラシのような穂が特徴的で かなり大きな株になる
地下茎は短いが広がりやすく根元から多くの葉を出し大きな株を作る
根付が非常に固く駆除を考えると厄介である
和名の「力芝」も 引き抜くのに力がいることに由来している

日本・朝鮮半島・中国からフィリピン・マレー半島を経てインドまで亜熱帯地方以南に広く分布する
また オーストラリアや北米に帰化し 今後も世界的に広がっていくと思われる

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畑一面のチカラシバ

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林道脇のチカラシバ

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2009.6.19 同じ畑の「ヒメシオン」群落
この畑では「ツルムラサキ」が3年毎に栽培され肥料に牛糞堆肥が使われる
栽培後の休耕期には 一面に同一種による植生がみられることが多い
輸入飼料に外来種子が混入し それが未消化のまま牛糞堆肥に残存することが影響していると思われる

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