2014.09.14  オミナエシ・オトコエシ

和名:女郎花
学名:Patrinia scabiosifolia オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物 秋の七草の一つ
オミナエシの名前の由来は 白花で茎葉に細毛があり 丈夫な印象があるオトコエシに比較して
オミナ(なよなかな女性)のように見えて「オミナエシ」と呼ばれたと言われる 「エシ」の由来は不明
日当たりの良い草地に生え 手入れの行き届いた溜池の土手などは好適な生育地であったが
現在では放棄された場所が多く そのために自生地は非常に減少している
日本では万葉の昔から愛され 前栽・切花などに用いられてきた
万葉集・山上憶良の歌に「秋の野に 咲きたる花を 指(おゆび)折り かき数ふれば 七種の花」
「萩が花 尾花(すすき) 葛(くず)花 なでしこの花 おみなえし また藤袴(ふじばかま)
朝貌(あさがお:ききょう)の花」と詠まれたのが 「秋の七草」の起源となっている
生薬としては 花期の全草を天日乾燥したものが敗醤(はいしょう)と呼ばれ 解熱・解毒作用がある
また 花枝のみを集めたものは 黄屈花(おうくつか)という生薬になる
「敗醤」の名は 乾燥時に醤油の腐敗した際の臭いがあることからつけられたようである
花言葉は 親切・美人・はかない恋・永久・忍耐
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和名:男郎花
学名:Patrinia villosa オミナエシ科オミナエシ属の多年生植物
オトコエシの名前の由来は 黄花のオミナエシをオミナ(なよなかな女性)にたとえ
白花で茎葉に細毛があり 茎も太く壮大な姿から 男に見立ててオトコエシと呼んだ
ともに「エシ」の由来は不明である 日当たりのよい草地などに生育する大型の多年草であるが
手入れの行き届いた草地の減少により自生地は少なく ごく稀に見かける程度である
全草に特有の腐敗臭があり 特に根や古い花に強い臭気があり 生け花にすると水が臭う
生薬としては 花期の全草を天日乾燥したものが敗醤(はいしょう)と呼ばれ 解熱・解毒作用がある
若芽や若葉を茹で水に晒してアクを抜き オミナエシと同様に和え物などの食用にする
花言葉は 慎重・賢明
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