2013.07.15  ナナフシ(竹節虫=七節)

節足動物門・昆虫綱・ナナフシ目に属する昆虫の総称
学名の Phasmatodeaphasma(異様なもの)と目分類を示す odea の合成語 「竹節虫」は中国語

草食性の擬態昆虫で木の枝に擬態した姿が特徴的 硬い卵殻に覆われた卵も植物の種子に似ている

ナナフシ目では 翅(生物学での昆虫の羽)や飛翔能力を失ったものが多い
防御手段の一つとして 敵に襲われた際に脚を自ら切り離す自切を行う種が多く 失われた脚は
自切が若齡幼虫時に行われたものであれば脱皮とともに再生するが 成虫での自切は再生されない

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エダナナフシ 体長:オス65 - 82mm・メス82 - 110mm 分布:本州・九州・台湾
日当たりの良い雑木林などで見られる 食性はサクラ・ノイバラ・カシ・コナラなどいろいろ

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