2012.06.02  ムラサキカタバミ

和名:紫片喰または紫酢漿草
学名 Oxalis corymbosa DC. または Oxalis debilis var. corymbosa カタバミ科カタバミ属の植物
カタバミの由来は 葉が何かに食べられたように欠けていることから「片喰」
葉が茎の上方にだけ伸びて下方には伸びないことから また片葉が3枚であることから「片葉三」など諸説ある
ムラサキカタバミは南アメリカ原産の帰化植物 江戸時代末期に観賞用として導入されて以降
日本に広く帰化分布している 背丈は約30cm 地下に鱗茎があり 地上には葉と花柄だけを伸ばす
葉は三出複葉 小葉はハート形 裏面基部に黄色い腺点がある 花は主に夏に咲き 葉の間から伸び出した花柄は
葉を越えて伸び 先端に数輪の花を散形花序につける 花はピンクで種子は付けない
鱗茎の周囲に生じる小さな鱗茎で繁殖する
元来観賞用に栽培されたが 現在では畑地を中心に広く見られ 雑草として取り扱われる
土の中の鱗茎を取り尽くすのが難しく 駆除の困難な雑草であるが 草の丈が低く柔らかいため
殆ど無視され畑に鋤き込まれ肥料となる また 葉が一面に茂るため他の大型の雑草の生育を阻害する役目もある
石垣に生えた場合は 葉が石垣内への雨水の侵入を防ぎ 鱗茎とあわせて石垣内の土の流失を防ぐ
美しい草花であるが より鮮やかな品種が多く導入され また雑草としてもありふれているため
商品として販売されることはない 華々しく観賞用として導入されたが
見向きもされなくなった 人の心の移ろいに可憐な花は何を想う
花言葉は 喜び・心の輝き
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