2010.01.15 大阪府貝塚市水間 水間寺 新厄除橋

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水間寺(みずまでら)は 大阪府貝塚市にある天台宗別格本山の寺 山号を龍谷山と称し 本尊は聖観世音菩薩
一般的に水間観音と称される 寺伝によれば 天平年間(729−749)に聖武天皇の勅願により行基が
開創したものという 中世には貴賎の信仰を集め 江戸時代には岸和田藩主岡部氏の帰依を受け 寺運は隆盛した
現在の堂宇は江戸時代後期に再建されたものである 1925年に参拝客を運ぶために「水間鉄道」が開通した
2010年1月15日に水間寺を訪れた 厄除橋は架替え工事中で平成21年(2010)3月31日までが工事期間となっている
以前の橋は桁橋なのだが今回の工事では単アーチ橋になるようだ
アーチの支工も現在では鉄骨が組まれ 現在アーチ橋工事の一端が垣間見られて幸運ではあったが
古い桁橋も見たかったので残念ではある
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古い写真の 旧厄除け橋
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鉄骨を組んでの輪石の工事である いつの日か再度訪れる予定

2014.02.10 再訪 水間寺新厄除橋
工事の進捗状況から見て 鉄筋コンクリートアーチ橋では無く 分類としては石造アーチ・コンクリート充腹橋となる
肝心のアーチ部分は 楔を使用して慎重にくみ上げられたことから コンクリートアーチ橋に石張りという事では無い
アーチそのものを型枠とし 側壁も石を積み上げながらコンクリートを充填する方法がとられた
これは明治中後期以降使われた 近代建築方法であろうと思われる
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