2014.04.08 大分県速見郡日出町藤原(ふじわら) 赤松橋

<地図>
掲示板より:赤松橋(石拱橋)
日出町内で唯一の石拱橋である。明治23年(1890)頃国道10号線が開通したが、赤松区上川久保渡りは、吊り橋や
木橋が架けられていたため、いずれも八坂川の洪水のたびに流失することが多かった。大分県は恒久的な橋の架設を
計画し、明治29年(1896)9月に着工、明治30年(1897)9月にこの石拱橋が完成した。総工費13500円、
橋長47メートル、幅員5.9メートル、高さ3.7メートル、二つのアーチは各々18.5メートル高欄を付けている。
通称「赤松のめがね橋」と呼ばれたが、国道10号線に新しく鉄橋が架けられたのを機に、役目を終わり、今は
ただ美しい姿を川面に映し、往来する人々の目を和ましせているのみである。
幾度かの洪水にも損傷することなく、特に明治40年の未曾有の大洪水にも壊れず、県の表彰録にも載せられた。
町史跡  昭和39年3月1日指定
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