2011.02.10  奈良県天理市丹波市町(たんばいちちょう)  上街道 丹波市の石橋

<地図>
明治に奈良鉄道が開通し 丹波市駅が設置された 嘗ての旧市街中心部
昭和29年(1954)の町村合併により天理市が誕生
北の近鉄天理駅にその場を奪われ 今は旧街道筋として昔の面影を色濃く残す
丹波市は山辺郡の中心地で古道の上ッ道に沿って発展した 古くは丹波と云い中世末期に市が開かれ丹波市になった
古代の上ッ道は近世に入って上街道となり 京・大坂から奈良を経て吉野・伊勢方面に至る街道宿として
重要な役割を果たす 江戸初期幕府領であったが 元和5年(1619)から伊勢津藩領となり 領内の道路整備と
宿場の保護に努め丹波市が発展した その後主に大和木綿の集積地として賑わい急速に繁栄を遂げる
町並の中ほどにある 市座神社は市の守り神の蛭子社として祀られたもので 丹波市の歴史を物語るものである
img
明治40年(1907)架設 それ以前の橋に使われていた石(古墳の石棺蓋)は市座神社内に保管
img
imgimg
 TOP