2010.01.11  奈良県葛城市葛木(かつらぎ)  七橋(行者橋)

<地図>
奈良県内では最も古い石橋の一つとされる 通称「行者橋」の由来は 葛城山系の紀伊・和泉・大和・河内の
四ヶ国の国境を西から東へ そして北へとカギ型となった総延長二十八里(112km)に及ぶ峯々に
役行者が法華経二十八巻を各所に埋納して経塚を造り 入峯修行者のため二十八ヶ所の山籠行場を作りました
これが「葛城二十八宿」といわれる修験道場で 西は加太・友ヶ島から北端は大和川上流亀ヶ瀬に至ります
この葛城二十八宿修験道場が金剛葛城山にあることから 修験行者がこの橋を渡ったことに因るものと思われます
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現在も車両の通行可能
手前は大字葛木 向こう大字南道穂(みなみみつぼ)
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<上>下流側から撮影
<左>上流側から撮影
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下部撮影
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上流側 左から高田川北流 右から高田川南流 合流地点の七橋から下流を高田川という
この撮影地点は宅地造成地で家が建つと入ることが叶わない
使われていない配管は外してもらいたい気がする
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