<地図>
流れ橋の構造は 74径間の木造橋であり 流れ橋という名のとおり 出水時には
一定の水位(概ね橋面まで水位が上昇したとき)に達すると 全長を8分割して橋脚に連結された上部工が
流れる仕組みになっています 橋脚は全部で73基あり うち56基は木造ですが 城陽側の17基は
昭和40年代にコンクリートパイル橋脚に改築されています そして洪水時に下流へ流されてしまうのを防ぐため
8分割してワイヤーロープを繋留橋脚にがっちりとつなぎとめられています そのため洪水時には
上部工が浮かびあがり 筏流しのように見えます 洪水が去ると つなぎ止められていた上部工を再度敷き並べ
また元のとおり復旧することができるようになっています
延長:356.5m 全幅員:3.3m 有効幅員:3.0m