2010.05.28  京都府八幡市上津屋(コウズヤ)宮前川端  上津屋橋(木造流れ橋)

<地図>
流れ橋の構造は 74径間の木造橋であり 流れ橋という名のとおり 出水時には
一定の水位(概ね橋面まで水位が上昇したとき)に達すると 全長を8分割して橋脚に連結された上部工が
流れる仕組みになっています  橋脚は全部で73基あり うち56基は木造ですが 城陽側の17基は
昭和40年代にコンクリートパイル橋脚に改築されています そして洪水時に下流へ流されてしまうのを防ぐため
8分割してワイヤーロープを繋留橋脚にがっちりとつなぎとめられています そのため洪水時には
上部工が浮かびあがり 筏流しのように見えます 洪水が去ると つなぎ止められていた上部工を再度敷き並べ
また元のとおり復旧することができるようになっています
延長:356.5m  全幅員:3.3m  有効幅員:3.0m
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