2013.05.16 京都府与謝郡伊根町本庄浜141 宇良神社羯鼓橋

<地図>
『日本書紀』雄略22年条に「秋七月に、丹波国余社郡管川(つつかは)の人水江浦島子、舟に乗りて釣し、遂に大亀を
得たり。便ち女に化為(な)る。是に浦島子、感(め)でて婦(め)にし、相逐ひて海に入り、蓬莱山に到り、
仙衆(ひじりたち)に歴(めぐ)り覩(み)る。語(こと)は別巻に在り。」と書かれ 日本で一番古いとされる
浦島太郎伝説の神社である 祭神は浦島子・月読命・祓戸神 今は海岸から1km以上離れた所にあり
神社の背後をを筒川が流れ 北面して社殿が建つ 浦島大明神・筒川大明神ともよばれる
明治以降は宇良神社と称するが 一般的には浦嶋神社という
東側の苑地に架かる石橋ふたつ 手前の橋に「羯鼓橋」と書かれている
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<右>羯鼓(かっこ)は雅楽で使われる打楽器で 鼓の類に入る 奏者は先端を団栗のように丸くした「バチ」を用い両面を打つ主に唐楽で使われ 奏者は楽団を指揮する役目を持ち 羯鼓の奏者が「バチ」を手にすることで 演奏開始を意味する
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<上3枚>苑地本殿側 一の橋
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<左>苑地本殿側 一の橋 <右>二の橋
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<上3枚>二の橋 「丑八月」の文字あり
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