2011.12.21  香川県東かがわ市引田(ヒケタ)524-1  積善坊門前橋

<地図>
讃岐街道
古代より近世に至るまで 畿内から四国の阿波・讃岐・土佐・伊予に通じる南海道の起点は徳島である
阿波・徳島より讃岐・高松に至るルートは讃岐街道と呼ばれ 徳島を起点として板野で
淡路・鳴門を経て池田に至る撫養街道と交差し 尚も北上して国境である大坂峠を越えて讃岐国に入る
讃岐国最初の宿駅は律令時代より「馬宿(ウマヤド)」とされる 「馬宿」の地名は各地にあり
古代宿駅に馬5頭を配したことから呼ばれるようになった地名である
近世・宿場は東の「馬宿」から西の「引田」に移り 街道筋を中心に江戸期から昭和にかけての古い町並みが
今も残されている 引田で街道は西へと曲がり 白鳥・三本松を経て追分で北の志度街道(浜街道)と
南の長尾街道に分れ それぞれ高松へと至る
img
引田・積善坊前 西向き旧讃岐街道
img
真言宗・御室派・中本寺 東面山 寶泉院・西向寺 積善坊
img
imgimg
 TOP