2013.05.16　兵庫県豊岡市城崎町湯島447　四所神社参道橋

＜地図＞
主祭神：湯山主神　配神：宗像三女神の多岐里比売神・田記津比売神・市杵比売神
いずれも温泉の守護神として崇められ、また宗像三女神は水の守護神でもある
和銅元年（708）に日生下権守という者が　夢中に現れた4柱の神の神託に従って創建した　養老元年（717）には
当社に参拝した道智に神託があり　外湯「まんだら湯」を開湯したと伝わる　以来　城崎温泉の守護神として
道智開基の温泉寺を別当寺として崇敬を集めたが　明治の神仏分離令で明治3年（1870）に同寺と分離された
本殿裏から名水「延命水」が湧出する
現在の社殿は　大正14年（1925）の北但馬地震で古記録と共に全壊焼失したため　昭和3年（1928）に再建された
本殿は三間社流造　拝殿は入母屋造平屋建で共に県の有形文化財となっている　昭和56年（1981）に改修が行われる
因みに旧本殿は寛延4年（1751）の建立による　総欅造りの広壮なものであった