播但線

● 起点:山陽本線姫路駅 終点駅:福知山線和田山駅 総延長距離:65.7km 駅数:18(起終点駅含む)
● 駅名:姫路−京口−野里−砥堀−仁豊野−香呂−溝口−福崎−甘地−鶴居−新野−寺前−長谷−生野−
     新井−青倉−竹田−和田山

歴史
民営の播但鉄道が 姫路ー寺前間(延長:29.63km)を開通させたのは 明治27年(1894)7月であった
その後 路線の延伸を図り 南隣の新井駅が開業したのは 明治34年(1901)8月29日である
しかし播但鉄道は 明治36年(1903)6月1日に山陽鉄道へ全路線を譲渡する
山陰本線和田山駅と新井間が山陽鉄道により開通・開業するのは 3年後の明治39年であった
同年12月1日には山陽鉄道自体が鉄道国有化法により国に譲渡 官営となる
播但線は 兵庫県の中央部を流れる市川・円山川に沿って山陽本線と山陰本線を結ぶ陰陽連絡路線である
民営の播但鉄道が開業するまでは 生野銀山と姫路飾磨港とを連絡する 生野鉱山寮馬車道という専用道路も
存在していた 播但鉄道時代に開業した飾磨港駅−姫路駅間は飾磨港線と別称されていたが 国有化後の播但線は
登記上<飾磨港−和田山>であった しかし貨物輸送主体で旅客列車が1日2往復しかなかった飾磨港線は
昭和61年(1986)に廃止された 播但線は平成10年(1998)に姫路駅−寺前駅間が電化されたが
寺前駅−和田山駅間は開業時の狭いトンネルが数多く残存しており この区間は今なお非電化区間となっている

● 播但鉄道・山陽鉄道
明治27年(1894)07月
播但鉄道の姫路−寺前駅間が開業 野里・香呂・福崎・甘地・鶴居・寺前の各駅が開業
明治28年(1895)01月
寺前−長谷駅間が延伸開業 長谷駅開業
明治28年(1895)04月
飾磨−姫路駅間 長谷−生野駅間が開業 飾磨駅(飾磨港駅)・生野駅が開業
明治29年(1896)08月
仁豊野駅が開業
明治30年(1897)11月
天神駅(飾磨駅)が開業・12月亀山駅が開業
明治31年(1898)02月
京口駅が開業・3月溝口駅開業
明治31年(1898)04月
亀山−姫路駅間に豆腐町駅が開業 豆腐町−姫路駅間は徒歩連絡になる
明治34年(1901)08月
生野−新井駅間が延伸開業 新井駅が開業
明治36年(1903)06月
同じく民営の山陽鉄道に全路線を譲渡する
明治39年(1906)04月
新井−和田山間を延伸開業し 現在の播但線が全通する 竹田駅・和田山駅が開業
明治39年(1906)12月
山陽鉄道が国有化 国有鉄道の路線になる

● 播但線・山陰東線(山陰本線)
明治41年(1908)07月
山陰東線 和田山−八鹿駅間が延伸開業
明治42年(1909)07月
山陰東線 八鹿−豊岡駅間が延伸開業・9月豊岡駅- 城崎駅(城崎温泉駅)間が延伸開業
明治42年(1909)10月
国有鉄道線路名称の制定により 飾磨−姫路−和田山−城崎駅間が播但線となる
明治44年(1911)10月
福知山−和田山駅間 城崎−香住駅間が延伸開業 現・山陰本線の京都−香住駅間が開通
明治45年(1912)03月
福知山−和田山−香住駅間を山陰本線に編入 播但線は飾磨−姫路−和田山駅間となる
大正04年(1915)09月
飾磨駅を飾磨港駅に 天神駅を飾磨駅に改称
大正14年(1925)10月
豆腐町駅廃止
 
飾磨港線旅客列車の姫路駅乗り入れ再開 豆腐町−姫路間の徒歩連絡解消
昭和09年(1934)08月
青倉駅開業
昭和10年(1935)11月
砥堀駅開業
昭和26年(1951)10月
新野駅開業
昭和59年(1984)02月
飾磨港−飾磨駅間の貨物営業廃止
昭和61年(1986)11月
飾磨港−姫路駅間廃止 亀山駅・飾磨駅・飾磨港駅が廃止 全線で貨物営業が廃止

● 播但線の古い木造駅舎