2024.05.10 鹿児島県湧水町木場 日本一の枕木階段と栗野岳(くりのだけ) 標高 1102m
日本一の枕木階段
この階段は 昭和63年(1988)1月31日の廃止に伴い 国鉄山野線の栗野町内にあった枕木7千本を使用して
鹿児島県単独による平成2年度(1990)観光施設整備事業により設置されたものである
国鉄山野線は鹿児島本線水俣駅から肥薩線栗野駅間 55.7kmを結ぶ地方ローカル線であった
大正10年(1921)9月に山野軽便線として開業 当初は鉱山の開発のため敷設された路線であった
翌年に山野線に改称 昭和12年(1937)12月に全通 国鉄分割民営化後の昭和63年(1988)2月1日に全線廃止
久木野−薩摩布計間のループ線を含めた全ルートは 地理院地図年度別写真1974年〜1978年で見ることができる
栗野岳
栗野岳は霧島山の西端にあり 約33万年前の加久藤火砕流噴出や加久藤カルデラ形成など古期霧島火山活動の後
約30万年から13万年前にかけて加久藤カルデラの南縁付近で新期霧島火山活動が繰り返され 主に安山岩から成る
山が形成された時代の最も古い火山のひとつである この火山から流出した溶岩によって川内川が堰き止められ
古代加久藤湖が形成された 後に湖水が排出され湖は消滅した 栗野岳は形成されてから長い年月を経ており
岩石の風化と山体の侵食が進み明瞭な火口跡はみられない 江戸時代にはミョウバン鉱山があったと伝わっている

6.P-4 栗野岳第2峰 標高1094.3m 三等三角点 7.山頂分岐 8.栗野岳第1峰 山頂 標高1102m

「道の駅 えびの」を早朝6時に出発 コンビニで朝食を確保するため下道で行くが ナビが相変わらず
離合もできない栗野岳温泉経由の極狭県道をチョイスして トンデモない道を案内した
帰りは 来た方角とは反対に アート牧場前経由で 普通の対面2車線道路を使い栗野ICへ下る








湧水町発行無料配布の「栗野岳 トレッキングマップ」
























































昨日はえびの岳に 道の駅に車中泊して 今日は栗野岳に登る 下山してもまだ昼前 栗野ICから高速で帰るが
七城メロンドームに寄り道しメロンを買って家に帰る スーパーで買い物を済ませ自宅到着 17:30