2014.03.16 宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田 高千穂峰 (たかちほのみね) 標高 1573.6m
かつて古代より霧島神宮は 高千穂峰と御鉢の間の背門丘(せとを)にあったが 御鉢の噴火によって
たびたび焼失を繰り返したため 平安時代初期の天暦年間に天台宗の僧・性空によって高千穂河原に移された
高千穂河原は古くは瀬多尾越と呼ばれ安全な場所と思われたが 鎌倉時代の文暦元年12月(1234年1月)
再び御鉢の大噴火によって焼失した 室町時代の文明16年(1484)島津氏によって現在地に再建され
高千穂河原には社殿の跡地として古宮址(ふるみやあと)が残るのみとなった
昭和15年(1940)に斎場が 昭和33年(1958)には駐車場が作られ霧島の観光拠点の一つとなった
高千穂峰は 霧島連山の東南端にそびえる独立峰で標高は1573.6mある 山頂の西側にある御鉢は
活火山として現在も監視下にある 火山礫に覆われた登山道は足下がすくわれ登りづらい道だが
下山時は滑るように下りて行くので 膝への負担は極度に少ない
高千穂河原登山開始 8:08 御鉢(海抜1206m)9:05 山頂 09:55
下山開始 10:30 高千穂河原駐車場 AM 11:30

1.鳥居 2.自然探究路分岐 3.霧島神宮元宮 4.高千穂峰山頂・天逆鉾 5.展望所

標高グラフ


8:08 高千穂河原登山口 海抜 960.5m
山麓の自然観察路

中腹から中岳 1332.4m 山頂は新燃岳噴火のため登山禁止区域となっている 一昨日の雪が残る

御鉢中腹から見下ろす登山道と高千穂河原駐車場


御鉢
09:23 御鉢東端

◁ パノラマ 中岳・新燃岳・韓国岳 手前は御鉢の火口縁 右に高千穂峰 ▷


御鉢の縁から 中岳 新燃岳 韓国岳
背門丘(せとを) 霧島神宮元宮と山頂

09:55 高千穂峰山頂の天の逆鉾

天の逆鉾


空は抜けるように青いが下層部はpm2.5で霞む
山頂小屋と右は携帯トイレ用ブース

東側の御池登山道 尾根の先端にあるのは二子石


快晴
10:30 下山開始

御鉢を見下ろす


御鉢火口縁と高千穂峰山頂
御鉢火口縁と高千穂河原


11:10 登山道を振り返る
11:20 自然研究路へ廻って帰る


自然研究路
下山 11:30 車で霧島神宮へ下る