昭和40年(1965)7月  東京都新宿区霞ヶ丘町 国立競技場

初代国立競技場
国立競技場の前身は「明治神宮外苑競技場」である 大正8年(1919)12月に着工されたが関東大震災の影響で
竣工したのは大正13年(1924)10月であった
その後 1940年の「第12回オリンピック競技大会」の招致も実現したが 第二次大戦により開催権が剥奪された

敗戦による疲弊から復興を果たし 再びオリンピック招致を目指した 神宮競技場に国立競技場の建設を決定し
昭和33年(1958)3月に竣工 同年「第3回アジア競技大会」を当競技場にて開催 念願のオリンピック招致に
弾みをつけた アジア大会を成功裡に納め「第18回オリンピック競技大会」の招致をも実現
昭和37年(1962)3月からは 競技場の拡張工事に着手 2年後の昭和39年(1964)年10月10日から15日間
「第18回オリンピック競技大会・東京大会」が 史上最大94ヶ国・5,558名の参加によって盛大に開催された
国立競技場では 開会式・陸上競技・サッカー決勝および3位決定戦・馬術の大賞典障害飛越・閉会式が行われた

2020年「第32回オリンピック競技大会」の東京招致が決定後 2014年5月31日に
「SAYONARA国立競技場FINAL“FOR THE FUTURE”」が開催され 初代国立競技場は56年の歴史に幕を閉じた

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平成21年(2009)4月27日 国土地理院空中写真
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<右>東京オリンピック 日本選手団入場行進
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東京オリンピック ギリシャの採火式
開会式写真と共にフジカラーN64 同時プリントサービスのプレゼント カラー退色によりモノクロでスキャン

昭和42年(1967)11月2日 第14回 東京モーターショー 東京国際見本市会場

トヨタからは V型8気筒3000cc搭載のセンチュリーとフルモデルチェンジされたクラウン
日産は 三角窓を無くしたデザインの注目の小型車・ブルーバード510型を出品
4輪独立懸架のサスペンションなどの装備は 後にアメリカでも人気となった
東洋工業(マツダ)からはロータリーエンジンのRX87とRX85が参考出品された

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トヨタ センチュリー 同年11月発売の量産型車
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いすゞ自動車 117 SPORT 翌年117クーペの名で発売 1970年代の屈指の名車
デザインは イタリアを代表する工業デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロ
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東洋工業 コスモ ロータリークーペ
ロータリーエンジン搭載のRX87 プロトタイプ
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RX87 若干の改良を加えて翌年発売された「ルーチェロータリークーペ」のプロトタイプ
デザインは 117クーペと同じジョルジェット・ジウジアーロ
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RX85 翌年7月発売 マツダ・ファミリア・ロータリークーペの市販モデル
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軽自動車初のスポーツモデル ダイハツ フェローSS 翌年6月に発売され高い評価を得る
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初代トヨタ・カローラ 1100DX 同年5月発売
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