2006.6.25  チョンマゲ

先年 山口県萩市近郊を走っていて見つけた チョンマゲビールの看板
丁髷(ちょんまげ)とは
武家に伝わる髪型で 本来は「月代(さかやき)」と言い 戦闘時に兜を被る場合
頭部が蒸れるのを防ぐため 前頭部から頭頂部にかけて髪を抜いたり又は剃髪する
平時には 残りの髪を後ろに結い これを髷(丁髷)と言った
他に安土桃山時代に流行した茶筅髷などがある 髷を解いた形は「童髪(わらがみ)」と言う
 鎌倉・室町期では 平時には総髪にしたと記録が残る 戦国時代には頻繁な戦闘のため
月代が日常的に行われ 江戸期には 笠を被る農民まで普及した
後に「太平の時代」となると 髷を折り返して頭頂部に載せる
銀杏髷・本多髷が 「粋」とされ流行する 大相撲の大銀杏も同じである
明治4年(1871)8月9日に散髪脱刀勝手令(いわゆる断髪令)が太政官布告され
一挙に洋風の髪形が流行し「散切り頭を叩いて見れば 文明開化の音がする」とまで言われた
萩と言えば 吉田松陰の松下村塾に代表される明治維新胎動の地である
ちょんまげを否定した改革の地に チョンマゲビールなる地ビールとは
「これまた如何に?」であろう

それにもまして 私の頭の中にいつまでも 「買ってチョンマゲ」「飲んでチョンマゲ」と怪しげな
吉本的ギャグ・フレーズが 我が家に帰り着いてもしばらく鳴り響いていたのには閉口した
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通販もしている チョンマゲビールのサイト http://www.hagibeer.co.jp/