2015.07.23  奈良県生駒郡斑鳩町・法隆寺早朝散歩

聖徳宗の総本山 別名:斑鳩寺(鵤寺)
法隆寺は厩戸皇子(諡:聖徳太子)が7世紀に創建したとされる寺院で 古代の姿を現在に伝える寺である
推定される創建年は 推古天皇15年(607年)とされる 金堂・五重塔を中心とする西院伽藍と
夢殿を中心とした東院伽藍に分けられ 現存する西院伽藍は世界最古の木造建築物群である
法隆寺の建築物群は平成5年(1993)に「法隆寺地域の仏教建造物」として 世界遺産に登録されている
最近の研究では金堂の屋根裏に使われている木材の年輪を精査した結果 金堂・五重塔・中門に使用された
ヒノキやスギは650年代末から690年代末に伐採されたものであった
よって 法隆寺西院伽藍は7世紀後半の再建であることがあらためて裏付けられたことになる
この伽藍が建つ以前に焼失した前身の若草伽藍が存在したことも発掘調査で確認されており
また聖徳太子の斑鳩宮跡とされる法隆寺東院の地下からも前身建物の跡が検出されていることから
7世紀の早い時期 斑鳩の地に仏教寺院が営まれたことは史実と認められる

後世の竜田越え奈良街道は 東院伽藍前を通り大和小泉へと抜ける
幸前の法隆寺グランドホテル前から 旧街道を法隆寺へ歩く
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斑鳩町法隆寺2丁目
宅地化で集められた地蔵
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西院伽藍の土塀
午前7時開聞
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東院伽藍 夢殿
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開門する警備会社の人
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安養院
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鬼瓦と蓮形の飾り瓦
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獅子の瓦と菊花の瓦
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国宝中門 午前7時15分 まだ扉は閉まっている
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午前7時30分開門
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境内の石橋
亥之島弁天社の石橋
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中門と五重塔 ともに国宝
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相輪は平安時代に再制作されたもの 下部に取り付けられた4本の鎌は雷よけの「まじない」
鎌倉時代に五重塔に落雷があり火災が起きたが 幸にも大工により消し止められた
西大寺の興正菩薩・叡尊が以後の雷よけとして 墨書の護符を各層各階に安置し
魔物とされる雷除けのため 鉄の鎌4本を相輪最下部の四方にかけたと記録されている
600年後の昭和9年(1934)に大修理が始まり 1本となっていた鎌を本来の4本にするため
堺の水野鍛錬所二代目の名匠・水野正範に鎌の製作を依頼し
解体修理により集められた古釘を材料にして鎌を鍛え 昭和27年(1952)に奉納された
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国宝の回廊
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国宝・西円堂 参道の砂利に猫が・・・・した
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西門前にゴミ置き場? 世界遺産の前に?
南大門
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庫裡の煙抜き 奈良では民家にも多い
楠の古木
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東西伽藍の間にある 松尾寺に至る松尾みち
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