1.恋人たちの丘・平野台高原展望所 2.千年続く草原 3.東屋 4.親水公園・蛍の水辺 5.馬頭観音
6.東屋のある広場 7.雀の地獄 8.雀の地獄パーキング 9.奇岩石群 10.筑後川源流の木橋
2025.04.29 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺字火焼輪智(ひわきわち) 清流の森
清流の森は 標高1423.1mの猟師山西山麓に位置する800から1000mの丘陵地に 約80haの広さを持つ園地で
どんぐりの森・紅葉の森・照葉樹の森・せせらぎの森・自然観察の森・憩いの森・きよらの森・キノコの森の
ゾーンに分かれ それぞれ森林浴や自然観察・バードウォッチング・紅葉狩り等を楽しむことが出来る
掲示板から
この清流の森は、林野庁の補助を受け、平成3年度から 平成5年度にかけて、健康とゆとりの森整備事業で
整備されたものです。 広葉樹植栽による造園、連絡管理道の開設、林内を散策する遊歩道の開設、
森林保全のための防火施設 整備、渓流路整備等を行い、原生する樹齢300年のブナを初め、コナラ、リョウブ、
アセビ等を自然形態のまま保存し、訪れた方々に森林浴を楽しんでもらい、国民の保健機能を目的としています。
どうぞ、四季折々の山の変化を充分に満悦して下さい。 この清流は、前方にそびえる久住連山から湧き出ずる
伏流水で、森の中のあちこちから絶えることなく湧きだし、筑後川の源流にあたります。

「黒川温泉野道を行く」パンフレット 「清流の森」は右上(東北側)のコース
前年の秋に続いて二度目となる今回は 万全の準備で迷うことなし


標高グラフ

11:53 標高872.2mの平野台高原展望所から筑後川源流域の「清流の森」と遊歩道の東屋を見下ろす

標高1423.1mの猟師山

平安時代から千年続く牧野の草原



阿蘇五岳

12:13 ショートカットして東屋へ

下の東屋から平野台高原望所を見上げる 手前は用水路

石敷きの用水路


クヌギに寄生するヤドリギ 別名タイワンヤドリギ
宿生木(やどりぎ) 宿り木・宿木・寄生木とも表す 学名:Viscum album subsp. coloratum
日本に自生する宿生木は セイヨウヤドリギ<Viscum album>の亜種とされ 日本・朝鮮半島・中国に分布し
国内では沖縄地方を除く全国に分布する 以前はヤドリギ科に属していたが 現在ではビャクダン科に含められる
落葉樹に寄生し冬も常緑を保つヤドリギは 生命力の象徴とされ世界的に神の宿る不思議な樹として尊ばれた
特に西欧のキリスト教圏では神聖視され クリスマスには欠かせないものとなっている
宿生木(やどりぎ) 宿り木・宿木・寄生木とも表す 学名:Viscum album subsp. coloratum
日本に自生する宿生木は セイヨウヤドリギ<Viscum album>の亜種とされ 日本・朝鮮半島・中国に分布し
国内では沖縄地方を除く全国に分布する 以前はヤドリギ科に属していたが 現在ではビャクダン科に含められる
落葉樹に寄生し冬も常緑を保つヤドリギは 生命力の象徴とされ世界的に神の宿る不思議な樹として尊ばれた
特に西欧のキリスト教圏では神聖視され クリスマスには欠かせないものとなっている

蝮草(マムシグサ)
学名:Arisaema serratum サトイモ科テンナンショウ属の多年草
名の由来となった蛇のマムシ柄の茎は 茎ではなく葉鞘部分が重なったもので 地下に平たい円形の球茎がある
仏炎苞(ぶつえんほう)やその中にある花序(かじょ)などは
サトイモ科植物の特徴で 同季節に咲くミズバショウやザゼンソウも仲間である
学名:Arisaema serratum サトイモ科テンナンショウ属の多年草
名の由来となった蛇のマムシ柄の茎は 茎ではなく葉鞘部分が重なったもので 地下に平たい円形の球茎がある
仏炎苞(ぶつえんほう)やその中にある花序(かじょ)などは
サトイモ科植物の特徴で 同季節に咲くミズバショウやザゼンソウも仲間である

春竜胆(ハルリンドウ)
学名:Gentiana thunbergii リンドウ科リンドウ属の冬型一年草
学名:Gentiana thunbergii リンドウ科リンドウ属の冬型一年草

猟師山を振返り

◁ 標高823m 草原のパノラマ写真 ▷


12:35 馬頭観音
現地案内の全てが馬頭観音とされているが 姿や形から「聖観音」と思われる
現地案内の全てが馬頭観音とされているが 姿や形から「聖観音」と思われる

蛍の水辺・親水公園

クヌギ林

山藤(ヤマフジ)
学名: Wisteria brachybotrys マメ科フジ属のつる性落葉木本 別名に野藤
学名: Wisteria brachybotrys マメ科フジ属のつる性落葉木本 別名に野藤


12:51 清流橋
田の原川 下流の宮原から杖立川

遊歩道へ曲がり小川を渡り田の原川沿いに清流の森へ



小葉の三葉躑躅(コバノミツバツツジ)
学名: Rhododendron reticulatum ツツジ科ツツジ属の落葉低木
学名: Rhododendron reticulatum ツツジ科ツツジ属の落葉低木

13:09 「地図-6」の休憩東屋のある分岐広場


平野台高原展望所へ戻る道
雀の地獄は反対側へ


統一感皆無の標識 清流の森はこのあたり一帯
謎の多い標識 自然観察の森って何!

13:16 雀の地獄
亜硫酸ガスが噴出する湧泉場 スズメ・キツネ・タヌキなどの小動物の死骸が発見されることから名付けられた
亜硫酸ガスを含んだ冷泉は皮膚病に効くとされているが 健康上 長時間の滞在は不可とされる
特に心臓疾患・ぜんそく・気管支疾患などの疾病者は要注意である
亜硫酸ガスが噴出する湧泉場 スズメ・キツネ・タヌキなどの小動物の死骸が発見されることから名付けられた
亜硫酸ガスを含んだ冷泉は皮膚病に効くとされているが 健康上 長時間の滞在は不可とされる
特に心臓疾患・ぜんそく・気管支疾患などの疾病者は要注意である




雀の地獄上流に少なくとも二カ所の谷があり それぞれに湧水地が存在していると思われる


振返り雀の地獄 左は分岐広場からの道
雀の地獄駐車場へ

13:33 雀の地獄駐車場 トイレ休憩

奇岩石群
マグマ中に含まれるガスが冷却・凝固する過程で気泡となって残った気泡安山岩
マグマ中に含まれるガスが冷却・凝固する過程で気泡となって残った気泡安山岩








新緑に覆われる清流の森




アカガシの落葉
広葉の常緑樹は 毎年新しい芽が出てくると入れ替わるように古い葉が落ちていく
葉の寿命は四季のサイクルよりも長いため 一度に全ての葉が落ちることはなく
落葉樹のようにある時期に全ての葉が落ちることが無い そのため常に緑を保っているように思われている
広葉の常緑樹は 毎年新しい芽が出てくると入れ替わるように古い葉が落ちていく
葉の寿命は四季のサイクルよりも長いため 一度に全ての葉が落ちることはなく
落葉樹のようにある時期に全ての葉が落ちることが無い そのため常に緑を保っているように思われている

木橋から筑後川水系田の原川の源流域

小国町宮原で志賀瀬川と合流し杖立川に 松原ダムで上津江の川と合流して大山川に
日田で玖珠川と合流し三隈川 日田で花月川などと合流し筑後川と名を改め 筑紫平野を経て有明海に至る
日田で玖珠川と合流し三隈川 日田で花月川などと合流し筑後川と名を改め 筑紫平野を経て有明海に至る


下の東屋と平野台高原展望所

東屋と清流の森

熊本県阿蘇郡南小国町大谷山 キャンプ場・ゴンドーシャロレー管理棟タワー

◁ 平野台高原恋人たちの丘から パノラマ写真 ▷

14:25 平野台から清流の森を見下ろす