志度街道 津田(つた)宿

津田川の河口に拓けた町で 古墳時代から人々が居住している 平安時代から鶴羽に荘園が開かれ
室町時代には背後の雨滝山に城が築かれて城下町として発展するが 秀吉の時代に廃城となった
江戸時代には商業の発展とともに廻船業が勃興したが 明治以降は鉄道の発達で衰退する
一時期遠洋漁業の基地として賑わうが 今は衰退して沿岸漁業港となっている
旧来より遍路道から外れており 強力な地場産業の発展もなかった地域である
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津田の松原 津田八幡宮社領の域に神社の防風と燃料確保のため植えられた松原 中には樹齢600年超の樹もある
松原を境に 北側「津田村」 南側「鶴羽(つるわ)村」に分かれる 鶴羽地区がより街道の雰囲気を色濃く残す
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道標 志度・八栗・高松へ通行道 左側
街道に面して架かる 光西寺 慈雲橋
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