2020.11.01  カッコウアザミ(霍香薊)

見知らぬ花が突如咲きだすことがある 牛舎で使う飼料に種子が混入し堆肥を撒けば蘇生する
隣の栗林に紫色の花が咲いている 秋に多い花の色だが ここでは初めて見る
キク科キク亜科カッコウアザミ属カッコウアザミ 学名:Ageratum conyzoides
園芸では オオカッコウアザミ(ムラサキカッコウアザミ)を含め学名のアゲラタムが一般的である
原産地は メキシコからペルーに至る北米南部から中央アメリカの一帯で
日本へは明治中期に伝わり帰化植物となった 命名には中国名である「霍香薊」が取り込まれた
「霍香」とは漢方生薬の名で 原料となるカワミドリ(河碧=和名)に葉が似ていることに由来する
因みにカワミドリの地上部分は霍香に 根の部分は排草香(はいそうこう)という生薬になる
鳥類のカッコウを名に当てはめ「郭公薊」と記すのは間違いである

花言葉は 「信頼」「楽しい日々」

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同じ茎に白い花も混じる

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1cmにも充たない小さな花

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