加茂駅から奈良駅まで大仏線の遺跡巡りは 約12.5kmの距離で4時間程度は必要と思われる
加茂までJR大和路線を使って移動し 徒歩で奈良まで戻るのが一般的である
2009.01.16 関西鉄道大仏線の廃線遺跡
加茂駅−奈良駅間の線路跡地図
標高グラフ(単位:メートル)
緑は地形の起伏の激しさを表す標高グラフで 赤線は推定される線路跡の標高グラフ
築堤や切崩し・切通しなどの土木工事が多用された痕跡でもある
1.加茂駅 2.鹿背山橋台 3.赤橋と梶谷隧道 4.井関川 5.黒髪山トンネル跡 6.大仏駅跡 7.奈良駅
緑は地形の起伏の激しさを表す標高グラフで 赤線は推定される線路跡の標高グラフ
築堤や切崩し・切通しなどの土木工事が多用された痕跡でもある
1.加茂駅 2.鹿背山橋台 3.赤橋と梶谷隧道 4.井関川 5.黒髪山トンネル跡 6.大仏駅跡 7.奈良駅
明治30年(1897)11月11日開業の加茂駅 手前東側が大仏線ホームと線路跡
停車中の列車は 亀山行キハ120
停車中の列車は 亀山行キハ120
昭和21年(1946)5月23日の米軍による空撮 転車台が確認できる
現在駅の表側となる東側は鉄道関係の建築物が並び 西側が駅の表になっていた
現在駅の表側となる東側は鉄道関係の建築物が並び 西側が駅の表になっていた
ランプ小屋
1897年(明治30年)10月に完成した加茂駅開業当時の建物 オランダ積みの赤レンガ造りで
切妻屋根の倉庫としては珍しく 機関車の前照灯や客車内の照明灯・列車の尾灯等の石油類を保管していた
加茂町観光協会
1897年(明治30年)10月に完成した加茂駅開業当時の建物 オランダ積みの赤レンガ造りで
切妻屋根の倉庫としては珍しく 機関車の前照灯や客車内の照明灯・列車の尾灯等の石油類を保管していた
加茂町観光協会
観音寺橋台 奥が現在の関西本線(大和路線)木津方面 手前が大仏線の橋台
観音寺(小)橋台跡
旧鹿背山隧道手前・切通し上の跨線橋
下部切り通しの旧鹿背山トンネル出口 上部カーブミラーがあるのが大仏線築提 右方向が奈良
鹿背山橋台
木津方面へ一直線に伸びる旧線路の切り通し 右から新鹿背山トンネルから出て来た新線が合流
旧線路切通し上の古レール使用跨線橋 関西鉄道が輸入した英国キャメル社のレールを使用
レールには CAMMELL・S. TOUGHENED STEEL 1889と刻印されており 大仏線のレールとされる
現在 Google streetview で見ると撤去されている
レールには CAMMELL・S. TOUGHENED STEEL 1889と刻印されており 大仏線のレールとされる
現在 Google streetview で見ると撤去されている
梶ヶ谷隧道と線路築堤
農道と水路のため穿たれたトンネル 下部は御影石の切石 アーチ部のレンガはイギリス積み
鹿背山不動稲荷社への道標
ゴルフ場入り口付近 線路跡道路
赤レンガと石積みの赤橋 石は御影石 レンガはイギリス積み
赤橋
下梅谷交差点 井関川橋台と築堤撤去
線路築堤に穿たれた松谷川隧道 かつては梅谷から木津川に抜ける重要な道であった
鹿川隧道 上の道路が線路跡 市道44号線
農業用水路 鹿川隧道
黒髪山トンネル 上に陸橋が建設中
昭和38年(1963)10月8日の空撮写真
赤の点線が黒髪山トンネル 撮影の翌年に開削され切通しとなった 青線は新設された陸橋の位置
奈良ドリームランドは 昭和36年(1961)7月1日に開園 平成18年(2006)8月31日に閉園した
赤の点線が黒髪山トンネル 撮影の翌年に開削され切通しとなった 青線は新設された陸橋の位置
奈良ドリームランドは 昭和36年(1961)7月1日に開園 平成18年(2006)8月31日に閉園した
黒髪山トンネル跡
陸橋の上から奈良側 25‰の下り坂
大仏鉄道記念公園
現在の地図に旧版地図を重ねる 大仏駅周辺
1.一条街道 2.二条街道 3.三条街道(暗越奈良街道) 4.大仏駅 5.大仏記念公園 6.奈良駅
1.一条街道 2.二条街道 3.三条街道(暗越奈良街道) 4.大仏駅 5.大仏記念公園 6.奈良駅